指しゃぶり blog

2022.07.13

こんにちは、蒲田の歯医者、菊地歯科医院 歯科衛生士の影山です。
私にはもうすぐ2歳半になる姪っ子がいます。

なかなか会わないので、いつも会うと泣かれてしまいますが、最近ようやく慣れてきてくれて遊んでくれるようになりました!
そんな姪っ子ですが、最近まで指しゃぶりをしていて姪っ子の両親はとても心配してよく相談をしてきました。
そもそも指しゃぶりっていつまでならしていいのか?歯並びには影響しないのか?私自身、6歳近くまで指しゃぶりはしていたと親から言われ、実際歯並びにも、影響していたので調べてみました。
指しゃぶりは生後2~3カ月から始まることが多いそうです。
これは、

  • 自分自身の指を認識し、それを口に入れて確かめること
  • おっぱいやミルクを吸う練習をしている

・・・と考えられています。
生後間もない指しゃぶりは生理現象なのであまり気にする必要がないと言えます。
指しゃぶりは5歳くらいになると自然に消えていくことが一般的です。

指しゃぶりをいつまでもしていると、どうなってしまうのか?

  1. 嚙み合わせたときに上下の歯の間にすき間ができてしまい、その状態でいると将来の歯並びに影響してしまう
  2. 舌っ足らずになり、うまく発音が出来なくなってしまう
  3. 長期間指しゃぶりが続くと、口が常に空いた状態が癖になり口呼吸になる恐れがある
  4. クチャクチャと音を立てて食べるようになってしまう

4歳以降の指しゃぶりは歯や顎の発達時期と重なり、さまざまな悪影響を及ぼしてしまうようです。
できれば4歳くらいを目安に指しゃぶりを辞めるようにした方が良いそうです!

指しゃぶりをなくす方法ってある?

寝る前に指しゃぶりをしてしまう場合は、子どもを安心させるように手を握ったり、絵本を読んでいたりして指しゃぶりから意識をそらす方法。
日中、暇なときに指しゃぶりをしているようであれば、手を使う遊びを増やしたりして、外で動かす機会を増やして夢中にさせるなどがあります。
他にも指に苦いマニキュアのようなものを塗る方法や、指しゃぶりの絵本などもあります。

ちなみに私の姪っ子は「ゆびたこ」という絵本を見せて1日で指しゃぶりをしなくなったそうです。(笑)

無理にやめさせようとすると、なかなかやめれなかったり、やめるのも個人差があるので
心配しすぎないことも大切なポイントになるようです。
ぜひご自身のお子さんや、お友達のお子さんなどが指しゃぶりをしていたらアドバイスしてあげてください!