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菊地歯科医院

大田区蒲田駅直結の菊地歯科医院|痛みがないので治療の必要はないように感じるのですが、歯周病はどうなった時が治療のタイミングですか?

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  • 痛みがないので治療の必要はないように感じるのですが 2018.07.15 NEW

  • 「痛くなったら歯医者を受診する」と考えている方が多いですが、痛む前に受診をするのが理想です。特に歯周病は、痛みが出る頃には、かなり病状が進行している事が考えられます。少しでも歯ぐきの異常を感じたら、すぐに受診するべきです。

    歯周病の治療のタイミングは?

    歯周病は、歯ぐきや歯を支える歯槽骨などの歯周組織が、歯周病菌によって破壊されていく病気です。最初は、歯ぐきの腫れや出血などの軽い症状ですが、徐々に進行していく、歯槽骨を溶かしていきます。
    治療のベストなタイミングは、「異常を感じたらできるだけ早く」です。溶けてしまった歯槽骨が自然と元に戻る事はありません。できるだけ早く治療を開始する事で、歯を健康に残せる可能性が高くなります。

    歯周病は痛み無く進行していく

    歯周病は、「サイレントディシーズ」と言われる事があります。「静かなる病気」という意味です。まさにそのとおりで、歯周病は、痛みなどの自覚症状がほとんど無いまま静かに進行していきます。
    そのため、気がついた時には、重度にまで進行している事がよくあります。場合によっては、歯を残せないほど進行している事もあります。歯周病は、できるだけ早く気がつき、治療を開始する事が大切なのです。

    歯周病を放置するとどうなるか

    歯周病は放置すると、どんどん進行していきます。放置しても治る事はありません。歯周病の進行と症状を順にみていきましょう。

    歯肉炎

    歯ぐきだけが炎症を起こした状態です。歯槽骨は、まだ影響を受けていません。まだ痛みはありませんが、歯ぐきの腫れや、歯ぐきからの出血が見られるようになります。歯磨きをした時に、ブラシに血が滲んでいたり、口から吐き出した水に血液が含まれているなどして気がつく事があります。

    軽度歯周炎

    炎症は、歯ぐきだけでなく、歯槽骨にも広がってきます。腫れは大きくなり、出血もみられます。まだ、この段階では痛みはありません。歯槽骨の吸収に伴い、歯周ポケットが形成されるようになり、歯周菌がどんどん増加していきます。この段階で気がついて、早期に治療を開始すれば、比較的予後も良く、進行を止める事が可能です。

    中等度歯周炎

    炎症が更に進行し、歯槽骨の半分程度が溶かされた状態です。歯ぐきの腫れや出血は大きくなり、膿が出始め、口臭が強くなってきます。歯が浮いたような違和感があり、歯がグラグラと動揺し始めます。噛んだ時に痛みが出る事りますが、この段階になっても、まだ痛みが無い事もあります。

    重度歯周炎

    歯槽骨のほとんどが溶かされた状態です。歯はグラグラと動くようになり、痛くて物が噛めないようになってきます。ここまでいくと、歯を残せない事もあります。

    歯周病予防を始めましょう

    ここまで、歯周病がどのように進行していくのかを解説していきました。歯周病は、“できるだけ早く”治療をする事が大切です。歯周病により溶かされてしまった歯槽骨は、元には戻りません。歯周病から歯を守るために、日頃から歯周病予防を行いましょう。
    歯周病予防では、歯科医院で行うプロフェッショナルケアと、自宅で、自分で行うセルフケアの両方が大切です。それぞれについて詳しく解説します。

    プロフェッショナルケア

    歯周病予防のためのプロフェッショナルケアには、歯周病検査と歯石除去・PMTC・ブラッシング指導があります。

    ・ 歯周病検査と歯石除去
    まず、歯ぐきの状態を知るために、歯周病検査を行います。歯と歯ぐきの間部分の“歯周ポケット”の深さや、出血の状態を調べます。これにより歯槽骨の状態、歯石の有無、歯周病の進行状態がわかります。必要であれば、レントゲン撮影を行い、歯槽骨の状態を調べます。歯石がある場合には、歯石除去を行います。

    ・ PMTC
    PMTCとは、「プロフェッショナル・メカニカル・クリーニング」の略で、歯科医院で、歯科衛生士が専門の器具を使って行う、歯面のクリーニングの事です。
    普段、自分ではみがききれない部分の汚れを除去する事ができるので、歯周病の予防に効果的です。

    ・ ブラッシング指導
    歯科医院で、いくら歯をキレイにしても、自宅でのブラッシングが不十分では意味がありません。自宅でも効果的な歯みがきができるよう、患者さんそれぞれに合った歯みがき方法を指導します。

    セルフケア

    毎日の清掃習慣や生活習慣が影響する病気です。歯科医院で行うプロケアと同じように、自宅で行うセルフケアも重要です。セルフケアは、主に毎日の歯みがきです。自分に合った方法で、確実にお口のプラークを除去する事が大切です。歯ブラシだけで無く、歯間ブラシやデンタルフロスなどの歯間清掃用具も使い、丁寧に歯みがきを行いましょう。
    できれば、歯科医院のブラッシング指導を受けていただき、自分に合った歯みがき方法を習得するのが良いでしょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。歯周病は、痛みが出る前に受診をするのが理想的です。痛みが出てからでは、歯周病がかなり進行してしまっている事もあります。少しでも歯ぐきに異常を感じたら、早めに受診をするようにしましょう。
    また、歯周病になる前に、歯周病予防をする事もとても大切です。歯科医院で、「歯周病検査」「歯石除去」「PMTC」「ブラッシング指導」を定期的に受けていただき、自宅での歯みがきを丁寧にするようにしましょう。

  • 歯が動いたような、浮いたような感じがします。原因と 2018.06.01

  • 歯が動いたような、浮いたような感じがする場合には、歯の周囲の組織である「歯根膜」に炎症を起こしている可能性があります。考えられる原因とその対処法について詳しく解説したいと思います。

    歯根膜炎によるもの

    歯根膜とは、歯根と歯を支えている骨(歯槽骨)との間にある薄い膜の事を指します。歯と歯槽骨を繋ぐ役割や、噛んだ時に、硬さや柔らかさを判断し、歯に伝わる力を調整する役割があります。
    その歯根膜が、何らかの原因により炎症を起こすと、「歯が動いたような、浮いたような感じがする」といった症状が出ます。

    歯根膜炎を引き起こす原因

    歯根膜炎を引き起こす原因は、大きく分けると2種類あります。細菌の感染のより歯根膜が炎症を起こしている「感染性歯根膜炎」、歯に強い力が加わるなどして歯根膜が炎症を起こしている「非感染性歯根膜炎」で

    感染性歯根膜炎

    ・ 歯周病からの炎症
    歯周病が進行すると、歯根膜や歯槽骨に炎症が広がります。「歯が動いたような、浮いたような感じがする」といった歯根膜炎の症状がある場合には、歯周病はある程度進行した状態である可能性が高くなります。

    歯周病は、成人の約8割が罹患しているか、もしくはその予備軍だと言われています。しかし、自分が歯周病である事を自覚している人は少なく、歯根膜炎になって、はじめて歯周病に気がつくという人もいます。
    歯周病は、放置すると、歯の周囲の組織はどんどん破壊されます。最終的に、歯槽骨の大部分が溶かされると、歯は抜け落ちてしまいます。歯根膜炎の症状に気がついたら、できるだけ早く受診するようにしましょう。

    ・ 虫歯からの炎症
    虫歯になっている歯がある場合、虫歯菌が歯根膜に感染する事により、歯根膜炎を起こす事があります。虫歯が進行して大きく穴が開いている場合や、過去に治療した歯の被せ物の下が虫歯菌に侵されている場合があります。虫歯による歯根膜炎は、激しい痛みも伴う事があります。

    ・ 歯の神経の治療後
    歯の神経の治療で歯根膜に刺激を与えた事が原因で、治療後に痛みが出る場合があります。歯の神経の治療をする際は、歯の先端まで器具を入れる必要があるため、歯根膜に刺激が伝わってしまう事があります。
    ほとんどは、2〜3日で痛みは治まりますが、なかなか治まらない場合には、歯の神経を取り残している可能性もあります。歯の神経は複雑な形をしている場合があり、神経を取り残してしまうようなケースも多いので、早めに受診をして、再治療を行う必要があります。

    非感染性歯根膜炎

    ・ 噛み合わせが一部だけ高くなっている
    噛み合わせが一部だけ高くなっていると、その歯に強く力が加わるようになり、歯根膜に炎症が起きます。新しい被せものを入れた直後など、まだ噛み合わせがしっかり合っていない事があるので、注意が必要です。

    ・ 歯ぎしりや食いしばり
    歯ぎしりや食いしばりにより、歯に過度な力が継続的に加わると、歯根膜炎が起こります。

    歯根膜炎の対処法

    感染性歯根膜炎の対処法

    虫歯菌や歯周病菌の感染が原因となっている場合、歯の神経付近まで感染が拡大している事があります。感染して壊死した歯髄を取り除き、根管内をきれいに消毒する処置を行うのが基本です。
    歯周病がある場合には、同時に歯周病の治療も行います。歯周病が進行しないように、歯石や歯垢を取り除き、定期的なクリーニングを行います。

    非感染性歯根膜炎の対処法

    噛み合わせが合っていない場合には、歯を少し削って、左右均等に噛めるように噛み合わせを調整します。また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合には、寝ている間、無意識に歯を酷使するのを防ぐため、ナイトガード(就寝時に装着するマウスピース)を作ってはめる治療もおすすめです。

    受診までの間注意すること

    「歯が動いたような、浮いたような感じ」がする場合には、できるだけ早めに歯科医院を受診するのが望ましいです。しかし、お仕事の都合など、どうしてもすぐに受診できない場合には、歯根膜炎を起こしている歯をできるだけ使わないようにする事が大切です。ガム等、強く噛む心配のある飲食物は控えましょう。痛みが出ている場合には、応急的に市販の薬を飲むのも有効です。薬を飲む場合は、用法用量をしっかり守りましょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。歯が動いたような、浮いたような感じがする場合は、「歯根膜炎」を起こしている可能性があります。歯根膜炎は、虫歯や歯周病によって引き起こされている場合や、歯に強い力が加わって引き起こされている場合があります。
    歯周病が原因の場合は、既に歯周病がある程度進行している可能性があります。そのまま放置すると、どんどん歯周病は進行してしまいます。重度にまで進行すると、歯は使えなくなってしまいますので、歯を長く健康に保つためには、早めの治療が大切です。できるだけ早く受診をするようにしましょう。

  • 歯周病は母子感染する? 2018.05.01

  • 歯周病は、歯周病菌が感染する事によって起こる病気です。歯周病菌は唾液の中に含まれているので、唾液に触れる機会があれば、人から人に歯周病菌が感染する可能性があります。今回は、歯周病は母子感染するのか、について詳しく解説していきたいと思います。

    歯周病はどのように人から人に感染するのか

    歯周病は、歯周病菌による感染症で、人から人に感染する可能性があります。歯周病菌は、歯面に付着するだけでなく、唾液の中にも存在するので、唾液は感染経路になります。

    キスなどのスキンシップや、食器の共用、食べ物の口移しなどの唾液を介する行為は、歯周病菌の感染経路になります。「食べ物の口移し」というと、そんな事はほとんどしないのでは、と感じる人も居るかもしれませんが、一昔前までは、子供の離乳食に大人が噛み砕いた物をあげていた事があるようです。現在の祖父母世代の方は、そのような事をしてしまう事があるかもしれません。大人が使っているお箸やスプーンで、子供に食べさせるのも控えるようにしましょう。

    母子感染とは

    「母子感染」という言葉は、主に母親から子供に細菌が感染する時に使われます。母親は、子供にとって一番身近な存在であるため、母子間で細菌が感染する確率が高い事から、しばしば“母子感染”が問題になります。しかし、母親でない周囲の大人から歯周病菌が感染する可能性も十分にあります。一緒に住んでいる父親、祖父母などからの感染も注意したい所です。

    歯周病を発症しない環境づくり

    ここ知っておいて欲しいのは、感染する可能性があるのは「歯周病菌」であって「歯周病」では無いという事です。歯周病菌が感染するだけでは、歯周病は発症しません。
    歯周病菌が感染しても、丁寧な歯みがきや定期検診・クリーニングにより、お口の中がコントロールできていれば、歯周病を発症する事はありません。
    子供の場合には、自分で行う歯みがきでは、汚れを除去しきれませんので、必ず毎日仕上げみがきを行うようにしましょう。

    子供でも歯周病は発症するのか

    「歯周病」は、進行すると歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病気です。“歯が抜け落ちる”というイメージから、高齢の方が罹患するイメージがありますが、そんな事はありません。
    歯周病は、成人の約8割が罹患している、もしくはその予備軍だと言われています。子供でも歯周病にかかる事はあり得ます。小学生で歯が抜け落ちるほどまで進行する事はありませんが、歯周病の初期段階である「歯肉炎」になってしまう可能性があるのです。
    子供のうちから歯肉炎の状態が続くと、成人してから早い段階で、歯周病が進行してしまう可能性が高くなるでしょう。

    歯周病菌を子供に感染させないために

    子供への歯周病菌の感染を恐れて、過剰に神経質になる必要はありません。親子の大切なスキンシップやコミュニケーションまで出来なくなってしまうのは良くありません。スキンシップや食器の共用などに気をつける事は大切ですが、母親や周りの大人が、歯周病菌が少ないお口の環境を保つ事も大切です。次にあげる項目に注意して、お口の環境を保つようにしましょう。

    定期検診を受ける

    歯周病は、初期の段階では、痛みなどの自覚症状が少ないという特徴があります。そのため、歯周病に罹患していても、自分では気がついていない場合もあります。定期検診をしっかり受け、歯周病の早期発見と早期治療に努めましょう。

    歯周病がある場合は治療をする

    歯周病に罹患していた場合には、しっかりと治療を行い、歯周病の進行を抑え、歯周病菌をコントロールできる状態にしましょう。

    毎日の丁寧な歯みがき

    歯みがきは、歯周病予防の基本です。歯ブラシでの歯みがきに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスを使い、歯と歯の間も丁寧にみがきましょう。

    定期的な歯石除去とクリーニング

    歯石が付着したままになっていると、歯周病菌の温床になります。歯石は、歯ブラシで除去する事ができないので、歯科医院で歯石除去をうける必要があります。また、普段の歯みがきだけでは除去しきれない汚れは、PMTC等のクリーニングで定期的に除去するのが効果的です。

    虫歯菌の母子感染にも注意!

    歯周病と並び、お口の中の二大疾患である「虫歯」も母子感染する可能性があります。虫歯の原因菌は虫歯菌です。虫歯菌も唾液の中に含まれているので、唾液を介する行為で、虫歯菌は人から人へ感染します。つまり歯周病菌と同じように感染するという事です。
    虫歯は、子供に発生しやすい病気ですので、虫歯菌に多く感染してしまうと、虫歯ができてしまうリスクが高くなります。
    歯周病菌の感染と虫歯菌の感染は、合わせて予防できます。できるだけ感染しないよう注意し、感染しても発症しない、そして感染させない口腔環境づくりを行いましょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。歯周病菌は、人から人へ感染します。一緒に居る事の多い母子間では、特に感染しやすくなります。キスなどのスキンシップや、食器の共用、食べ物の口移しなどの唾液を介する行為は、歯周病菌の感染経路となります。感染しないように注意すると共に、歯周病菌に感染しても、歯周病を発症しない口腔環境を作る事が大切です。
    また、母親や周りの大人が、歯周病菌が少ないお口の環境を保ち、感染のリスクを減らす事も大切です。定期検診・クリーニングを受け、毎日の丁寧な歯みがきを徹底し、歯周病がある場合にはきちんと治療を行うようにしましょう。

  • 恋人とのキスで歯周病は感染する? 2018.04.27

  • 歯周病は、歯周病菌による感染症です。歯周病菌は、歯に付着するだけでなく、唾液の中にも含まれていますので、恋人とのキスで歯周病が感染する事もありえます。もちろん夫婦や家族でも同じです。
    恋人同士や家族間で、歯周病の感染を防ぐためにはどのようにしたら良いのでしょうか。詳しく解説していきたいと思います。

    キスで歯周病に感染するのか

    冒頭でも触れたように、キスで歯周病が感染する可能性はあります。
    ただし、キスで感染するのは、唾液の中に含まれている「歯周病菌」です。「歯周病」そのものがうつるわけではありません。
    歯周病菌が感染したからといって、必ずしも歯周病を発症するとは限りませんが、発症するリスクは高くなります。
    実際、パートナーと揃って歯科医院を受診した方のお口の中を拝見すると、同じような歯周病の状態になっているという事は、よくあります。

    キスだけでなく、唾液を交える行為は、歯周病菌が感染するリスクがあります。キスなどのスキンシップだけでなく、食器の共用なども感染の原因になります。

    歯周病菌の感染を防ぐためのポイント

    キスなどのスキンシップを避ける事で、歯周病菌の感染を防ぐ事ができますが、恋人同士であれば、スキンシップは当たり前の事なので、完全に防ぐ事は現実的に難しいでしょう。食器の共用をしない、というのも無理があります。
    ですから、唾液を交える行為を避けるのでは無く、歯周病菌が感染しても、歯周病を発症しないお口の環境を作る事が大切です。
    歯周病の感染を防ぐためのポイントをまとめると次のようになります。

    毎日の丁寧な歯みがき

    毎日の丁寧な歯みがきは、歯周病予防の基本となります。仮に、歯周病菌がお口の中に感染したとしても、歯面に付着したままにならなければ悪さはしません。特に、歯と歯ぐきの境目部分に歯周病菌が付着しやすいので、丁寧に歯みがきをするようにしましょう。
    歯と歯の間部分は、歯間ブラシやデンタルフロスを使用するようにしましょう。

    歯科医院の定期検診を受ける

    歯科医院の定期検診を受け、歯周病の早期発見に努めましょう。歯周病は、初期の段階では、痛み等の自覚症状がほとんどありません。自分では気がつかないまま進行していくのです。
    歯周病の進行により、溶けてしまった歯槽骨は、元の状態には戻りません。歯周病が進行する前に、初期の状態で気がつく事で、早めに治療を開始し、歯周病が進行するのを予防する事ができます。

    定期的に歯石除去/クリーニングを受ける

    歯に付着した細菌の集まりである「歯垢」は、時間が経つと石灰化して硬い「歯石」になります。歯石は、歯に強固に付着するので、歯みがきでは除去する事ができません。放置しておくと歯周病菌が繁殖しやすくなるので、定期的に歯石除去を受ける必要があります。
    また、毎日の歯みがきだけで除去しきれない汚れは、定期的に歯科医院でPMTC等、クリーニングを受けるようにすると良いでしょう。

    歯周病の治療を行う

    歯周病に罹患している事がわかっている場合は、早めに治療を開始するようにし、歯周病の治療に努めましょう。歯周病が進行しない状態になるまできちんと治療を行う事で、お口の中の歯周病菌は減少し、パートナーに歯周病菌が感染するリスクを減らします。
    それから、自分が歯周病に罹患している場合には、パートナーも罹患している可能性が高くなります。歯周病に罹患している事がわかったら、できるだけ早めにパートナーにも受診をするように勧めましょう。

    スキンシップは無理に控える必要は無い

    歯周病菌の感染に神経質になりすぎる必要はありません。恋人とのスキンシップを過度に控える事は、恋人との関係も悪化しかねません。
    それよりも、一緒に歯科医院の定期検診に行くなど、自分と相手のお口の健康を守るために、お互いに歯周病予防の意識を高められると良いですね。

    虫歯も感染するのか?

    歯周病と並び、お口の中の二大疾患である「虫歯」も、恋人とのキスで感染する可能性あります。正確には、唾液の中に含まれている「虫歯菌」が感染し、虫歯になるリスクが高くなるのです。
    「歯周病菌の感染を防ぐためのポイント」は、虫歯菌の感染を防ぐ事にもなりますので、合わせて虫歯の予防も行っていくのが良いですね。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。恋人とのキスで「歯周病菌」が感染する可能性があり、それにより「歯周病」を発症するリスクが高くなる、という事がお分かりいただけましたでしょうか。
    最後に、歯周病菌の感染を防ぐためのポイントをまとめて紹介したいと思います。

    <歯周病菌の感染を防ぐためのポイント>

    • 毎日の丁寧な歯みがき
    • 歯科医院の定期検診を受ける
    • 定期的に歯石除去/クリーニングを受ける
    • 歯周病の治療を行う
    • スキンシップは無理に控える必要は無い

    このように、歯周病菌の感染を防ぐため、歯周病菌が感染しても歯周病を発症しないお口の環境を作る事は、自分のお口の中を守るだけで無く、大切な人に歯周病菌をうつさないための行為でもあります。お互いに自分と相手の歯の健康を守っていきましょう!

  • 新しいマウスピース矯正システム【IGO】 2018.04.07

  • 菊地歯科医院院長の菊地健太郎です。
    今回、マウスピース矯正のインビザラインに新しいシステムができました。名前は「iGO」です。イゴではなくアイゴーといいます。

    当院ではいち早く導入しましたので、ご紹介いたします。

    対象となるケース

    どのような患者さんが対象かというと、上下前歯の軽度な歯並びが悪い患者さん、前歯の一部だけが歯が傾いている、あるいは前歯真ん中が空いているなど、いわゆる軽度な歯並びの治療に用いられます。

    これまで以上に“早く”、“気軽に”

    最も大きなメリットは、iPadの専用アプリを使い、お口をいくつか撮影をすると治療に適しているかどうかを自動で判別してくれます。ごく短時間で仮診断が可能ですので、これまで以上にお気軽に歯並びのご相談へお越しいただけるようになります。

    治療の流れ

    治療の流れは以下のようになります。

    iPadでお顔とお口の中の写真を撮ります。10~30分ほどで簡易検査が終わります。
    治療のご希望があればi-Teroというスキャナー(光学印象の機械)でお口の中の精密検査を行います。
    クリンチェックというパソコン上で歯の移動のシミュレーションを行い診断します。
    アライナーというマウスピースが完成し治療開始です。

    治療期間について

    対象となる症例が比較的軽度のケースであることも要因ですが、iGOの治療期間はおよそ4~6か月です。ワイヤーを使わないので目立たず、短期間で治療を完了することができます。

    「ちょっとだけ気になっていた」
    「相談するほどでも無いと思っていた」

    など、これまで歯並びについて相談する機会がなかった方にはお役に立てると思います。
    ご興味がありましたらお気軽にご相談ください。

  • 虫歯だらけで歯医者さんに怒られる気がしてなかなかい 2018.03.16

  • 虫歯を長いこと放置してしまっている方の中には、「怒られるのでないか」と心配になり、歯医者に行く事を躊躇している方もいるかもしれません。しかし、よく考えてみましょう。確かに叱られる事はあるかもしれませんが、それは患者さんのためを思っての事です。虫歯を放置するとどうなるのか、またできるだけ早く受診した方が良い理由とは何か、解説していきたいと思います。

    虫歯を放置するとどうなるのか

    一度虫歯になってしまうと、放置して自然に治る事はありません。必ず治療が必要になります。治療が遅くなればなるほど、歯を失う可能性もでてきます。放置した分だけ、歯の寿命は縮めてしまう事になります。虫歯を放置した場合の、虫歯の進行をまとめる次のようになります。

    •C1 歯のエナメル質の虫歯
    歯のエナメル質に小さな穴が開いた状態で、ほとんど痛みはありません。まれに冷たいものが凍みる事があります。この時点で虫歯に気がつく事ができれば、虫歯部分を削って、代わりの人工物を詰めるだけの簡単な治療で済みます。

    •C2 歯の象牙質まで進行した虫歯
    C1の状態を放置すると、エナメル質の下の象牙質にまで虫歯が広がります。象牙質は歯の神経に刺激を伝えるので、冷たいものが凍みるようになり、痛む事もあります。虫歯部分を削り取り、型取りをとって、次回詰め物を入れるという治療が一般的です。

    •C3 歯の神経にまで達した虫歯
    C2の状態を放置すると、虫歯は歯の神経にまで到達してきます。何もしていなくても、歯がズキズキと痛むようになります。ここまで進行すると、歯の神経を取る治療を行わなくてはなりません。歯の神経を除去し、歯根内部がきれいになるまで根の消毒を繰り返した後、最終的な薬を詰め、土台を入れて、被せ物を装着する治療になります。治療には時間がかかり、最低でも5回かかります。

    •C4 歯の大部分を失い、歯の根だけが残されている状態
    ここまで進行すると、歯の神経は完全に死んでしまい、痛みは無くなります。しかし、痛みが無くなった後、放置し続けると、全身の健康まで害するような深刻な事態になる事があります。次にあげるのは、虫歯が歯だけでなく、周囲の他の部位にまで炎症が広がった症状です。

    上顎洞炎

    上顎洞という、奥歯の上方あたりに位置している空洞に炎症が広がった状態です。上の奥歯の根と上顎洞は近い位置にあるので、上の奥歯の虫歯を放置し、歯の根の先に溜まった膿が、上顎洞に流れ出てしまう事で起こります。大きく顔が腫れてしまったり、顔全体に強い痛みが出る事があります。

    骨髄炎

    歯の根の先から広がった炎症が、顎の骨にまで波及した状態です。強い痛みだけでなく、発熱や寒気、嘔吐などの症状が現われます。治療には、入院が必要になる場合もある深刻な状態です。

    心筋梗塞・脳梗塞

    虫歯の細菌が、血液の中に入り込み、全身に広がると、心筋梗塞や脳梗塞といった深刻な病気を招く事があります。特に免疫力が低下している方、高齢の方は注意が必要です。

    できるだけ早く受診した方が良い理由

    虫歯を放置すると、徐々に進行していく事がおわかりいただけたと思います。良くなる事はありません。できるだけ早く受診をし、治療を開始する事をおすすめします。

    簡単な治療で終わらせる事ができ、治療期間が短くなる

    虫歯は進行状態が軽いほど、簡単な治療で終わらせる事ができます。例えば、虫歯がまだエナメル質に限局しているC1の虫歯の場合は、虫歯部分を削って、穴に人工樹脂を詰めるだけの治療で済みますので、1日で治療を終わらせる事ができます。一方、虫歯が神経にまで達したC3の虫歯の場合には、神経の除去から被せ物の装着まで最低でも5回の通院が必要となります。
    虫歯を放置しつづけて、歯の根の先に膿が溜まってしまった場合や、顎の骨にまで炎症が波及してしまった場合には、治療に数ヶ月から1年程度かかる事もあります。できるだけ早い段階で治療を開始する事で、治療を早く終わらせる事ができます。

    治療費用が安く抑えられる

    できるだけ早い段階で治療を開始する事で、簡単な治療で済ませる事ができるため、必然的に治療費用も安く抑えられます。

    歯医者さんへかかる時のポイント

    虫歯だらけの状態で、久しぶりに歯医者さんに行くというのは、とても緊張する事だと思います。受診する時のポイントを抑えておきましょう。

    •電話予約
    歯科医院は、基本的に予約制となります。自分の治療時間をしっかり確保してもらうためでもありますので、きちんと事前に電話予約をしておきましょう。この際、あらかじめ、虫歯をたくさん放置してしまっている事を伝えておくと、歯医者さんもそのつもりで診てくれるので、安心です。

    •受診前に歯みがきをする
    受診前に、歯を清潔にしておくのは、マナーです。歯が汚れだらけでは、歯を大切にする気が無いと思われてしまっても仕方ありません。たくさんの虫歯を放置してしまった事は仕方ありませんが、受診前の歯みがきは丁寧にしておくようにしましょう。

    まとめ

    受診時に、「こうなる前にもっと早く受診しましょうね」と注意される事はあるかもしれませんが、あなたのためを思っての事です。「怒られるから」というような事で、受診をしないのは少々無謀な事です。怒られるかどうか、では無く、自分の歯にとって何が大切か、というのを今一度考えてみましょう。早めに受診をして、早く健康な歯を取り戻せると良いですね。

  • インビザライン治療に必須な口腔内3Dスキャナー「i 2018.02.17

  • これで患者さんへの負担もかなり少なくなります!

    iTeroスキャニングシステムとは口腔内の状態を直接コンピューターに取り込むことが可能な世界で最新鋭の3Dスキャニング装置です。

    従来のインビザラインのアライナー(透明なマウスピース矯正装置)作製は、口の中をシリコン製の印象材で直接歯型を採り装置を作成しますが、iTeroを用いた場合は、シリコン製の独特な臭いに匂いや、シリコンが硬化するまでの時間などを気にする必要がなく、より精度の高い歯型を採ることができます。歯型を採ることが苦手な患者さんにとっては、とても楽な方法です。

    スキャニングの結果はその場ですぐに確認することができるので、シリコン印象のように再度歯型を採りなおさなければならい場合に再度通院する必要がありません。

    インビザラインの矯正治療が開始されるまでの期間もiTeroを使用した場合、約10~12日間短縮されます。

    矯正相談は無料で行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

  • 歯医者さんは予約無しでいってもいいのでしょうか。予 2018.02.03

  • 歯科医院は、予約制となっている所がほとんどです。「予約をするのが面倒」と思う事もあるかもしれませんが、予約をした方が患者さんにとってもメリットは大きくなります。
    今回は、歯科医院が予約制となっている理由、予約をしない場合のデメリット、急な痛みで受診をしたい場合はどうしたら良いのかを詳しく解説していきたいと思います。

    患者さん1人ひとりに診療時間/診療台を確保する必要がある

    歯科治療をするためには、歯科医師や歯科衛生士、スタッフが、その患者さんのために時間を確保しておく必要があります。治療にあたっている最中は、他の患者さんを診る事はできません。診療台も、その時間は、その患者さん専用になります。
    歯科治療には、虫歯治療・歯周病治療・予防歯科・審美歯科・口腔外科など様々な診療科目がありますが、どの治療も一定の時間を必要とするため、治療時間を短縮する事はできません。一度に多くの患者さんが来院しても診る事ができないのです。

    計画的に治療を進めるため

    歯科治療は、計画的に治療を進める事が多いです。例えば、虫歯の治療であれば、虫歯を削る、型取りをする、作製された金属を装着する、といった治療の順番・計画があります。予約制をとる事で、次回の予約までの間に、歯科医師や歯科技工士が、治療で必要なものを作製する事ができます。
    また、歯周病治療でも、歯石は一度に除去する事ができないため、数回に分けて歯石を取る計画を立てます。予約制を取ることで、歯科医院での治療・自宅でのケアのバランスをとり、効率良く治療を進める事ができるのです。

    予約をしない場合のデメリット

    •予約の患者さんが優先なので、待ち時間が長くなる
    予約制の歯科医院では、予約の患者さんが優先になります。きちんと予約をして、時間通りに来院している方に失礼になります。予約制の場合、30分〜1時間ごとに、予約の患者さんが入っていますので、予約をしていない方は、時間が空いたタイミングで診る事になります。

    •治療が応急処置だけになる
    予約の患者さんは、治療に必要な時間分の予約をしているので、キャンセル等が無い限り、予約無しの患者さんに多くの時間を割く事はできません。治療は応急処置だけになる事が多いでしょう。クリーニング等の急ぎでない治療は、ほとんどの場合、受ける事はできません。

    •急な痛みで受診をしたい場合
    予約制をとっている歯科医院であっても、多くの歯科医院は急患を受け付けています。ですから急な痛みで困った場合には、受診をする事ができます。ただし、予約の患者さんの合間に応急処置をするので、少し待つ必要があります。受診をしたい場合には、まずは電話をして「急な痛みで受診をしたい」旨を伝えるようにしましょう。飛び込みで受診をするより、歯科医院側も準備をする事ができますし、キャンセルなどがあり空き時間がある場合には、入れてもらう事も可能です。

    歯科医院を予約する時のマナー

    歯科医院を予約する時、これだけは守りましょう。
    •無断キャンセルをしない
    •遅刻をしない
    •やむを得ず予約を変更したい場合には早めに連絡をする

    歯科医院は、予約をとっている患者さんのために、歯科医師やスタッフが従事する十分な時間と、診療台を確保し、治療の準備をして待っています。無断キャンセルは、絶対にしないようにしましょう。また、予約時間に遅刻をしないように、余裕をもって来院するようにしましょう。

    予約の仕方

    予約の仕方は、主に2種類「電話予約」と「インターネット予約」です。電話予約の歯科医院が多いですが、最近は「インターネット予約」が可能な歯科医院が増えています。ただし、初診の予約は「電話予約」のみという所も多いので注意しましょう。「インターネット予約」の場合でも、予約変更やキャンセルの早めの連絡が大切です。予約のマナーは守るようにしましょう。

    まとめ


    いかがでしたでしょうか。歯科医院は、基本的に予約制になります。予約をして受診をするようにしましょう。最後に、歯科医院が予約制となっている理由、予約をしない場合のデメリット、急な痛みで受診をしたい場合について、まとめたいと思います。

    <歯科医院が予約制となっている理由>
    •患者さん1人ひとりに診療時間/診療台を確保する必要がある
    •計画的に治療を進めるため

    <予約をしない場合のデメリット>
    •予約の患者さんが優先なので、待ち時間が長くなる
    •治療が応急処置だけになる

    <急な痛みで受診をしたい場合>
    •急患として受診する場合も、必ず電話をしてから受診をする
    •予約の患者さんの合間に応急処置だけを行う事を了承すること

    歯科医院が予約制をとっているのは、一人ひとりの患者さんに十分な治療時間を確保し、治療をスムーズに進めるためだと言えます。歯科医院を予約する際には、3つのルール「無断キャンセルをしない」「遅刻をしない」「やむを得ず予約を変更したい場合には早めに連絡をする」を守って、受診をするようにしましょう。

  • 痛くもないのに、歯医者さんで「虫歯がある」と言われ 2018.01.05

  • 痛みがないと、「本当に治療をする必要があるの?」と心配になりますね。今回は、痛みがなくても虫歯があるのか、治療の必要があるのかについて、解説していきたいと思います。

    痛みがなくても治療の必要があります

    結論から言うと、痛みがなくても治療の必要がある場合があります。「虫歯がある」と言われたのでしたら、虫歯は時間の経過と共に進行していきますから、早めに治療をする必要があります。
    “痛みがない”というのは、まだ初期段階の虫歯である可能性が高くなります。「虫歯」というと「痛み」を連想する場合が多いですが、初期段階の虫歯はまだ痛みがありません。この段階で治療をする事で、簡単な治療で済ませる事ができ、患者さんにとっても負担は軽くなります。本来は、この段階で虫歯に気がつき、早めに治療をする事が望ましいのです。

    虫歯の進行

    虫歯はどのように進行していくのか、痛みの現れ方と合わせて解説していきたいと思います。

    (1)CO(シーオー)
    初期虫歯といわれる状態で、まだ穴は空いていません。まだ痛みはありません。歯の表面のエナメル質が溶け始めており、表面が白濁したり、黄色っぽくなります。穴が空いていないので、再石灰化により修復される可能性もあります。治療をする必要はありませんが、治療が必要な段階に進行しないように、予防をする事が大切です。

    (2)C1
    初期段階の虫歯です。エナメル質に穴が空いた状態です。まだ痛みはありませんが、治療が必要です。冷たいものを飲んだ時にしみる事もあります。今回、歯医者さんで「虫歯がある」と言われたのは、この状態である可能性が高いです。自覚症状がほとんどないので、虫歯に気がつかない事が多いですが、この段階で治療をする事で、簡単な治療で済ませる事ができ、結果的に歯の寿命を延ばす事にもなります。

    (3)C2
    エナメル質の下にある象牙質まで虫歯が進行した状態です。象牙質は、神経に刺激を伝えるので、冷たいものがしみたり、温かいものを食べた時に痛む事があります。虫歯部分を削り、修復物を入れる治療をします。虫歯がこれ以上進行すると、神経にまで達してしまうので、早めの治療が大切です。

    (4)C3
    虫歯が、歯の神経にまで達した状態です。ズキズキとした強い痛みを感じるようになります。こうなると、慌てて歯医者に駆け込む人も多いです。この状態になると神経を取る治療をしなくてはなりません。神経を取ってしまうと、歯は栄養を断たれて脆くなります。歯の寿命が短くなってしまうので、できるだけ虫歯が神経に達する前に治療をする事が大切です。

    (5)C4
    歯の大部分が溶かされ、根だけになった状態です。神経は完全に死んでしまい痛みは無くなります。残念ながら歯を残せない事もあります。痛みが無いからと言って放置してくと、歯の根の先に膿が溜まり、強い痛みが出る事があります。さらに酷い場合には、顎の骨に感染を起こし、入院が必要な状態になる事もあります。

    早期治療のメリット

    虫歯の進行について解説していきましたが、痛みのない初期段階の虫歯のうちに治療をする事が望ましいと言えます。虫歯の早期治療のメリットは次のとおりです。

    (1)通院回数が少なく簡単な治療で済む
    まだ痛みのでていない初期段階の虫歯であれば、虫歯部分を削り取り、歯科用レジンを充填する治療で済む場合が多いです。1回の通院で完了する事ができます。少し進行すると、虫歯部分を削った後、型を取り、詰め物をする治療になります。詰め物は、保険診療の場合は金属の詰め物になるので、審美的に美しくありません。白い詰め物は自費になります。

    (2)治療費を抑えられる
    1回の通院で完了する簡単な充填治療であれば、2000〜3000円で治療を完了する事ができます。目安として、象牙質まで進行した虫歯の場合は2000円〜10000円程度、神経を抜く治療をする場合は7000円〜20000円程度です。

    (3)歯の寿命が長くなる
    一度治療をした歯は、そうでない歯に比べて虫歯になりやすくなります。自分の歯と人工物の境目から、二次的に虫歯を作りやすくなるのです。二次虫歯になると、再び削って人工物を入れる治療をしなくてはならず、何度も繰り返していると自分の歯がほとんど残らなくなってしまいます。歯の寿命を長くするためには、できるだけ自分の歯を削らない事が大切です。初期段階で治療をすれば、それだけ歯を削る量が少なくて済みます。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。痛みがなくても、虫歯の治療が必要である理由がわかりましたでしょうか。“痛みがない”初期段階の虫歯のうちに治療をする事で、簡単な治療で済ませる事ができ、歯の寿命を延ばす事につながります。通院回数も少なく済み、治療費も抑えられます。
    早期治療をするためには、虫歯を早期発見する事が必要です。痛みがない段階の虫歯は、よほど目立つ位置の虫歯でない限り、自分で見つける事は困難です。定期検診を受ける事が大切です。

  • 歯医者さんに初めて行く場合、どのような手順を踏めば 2017.12.04

  • 歯医者さんに初めて行く場合、どのような手順を踏めばいいのでしょうか

    蒲田駅直結の菊地歯科医院です。今回は「歯医者さんに初めて行く場合、どのような手順を踏めばいいのか」について、詳しく解説していきたいと思います。

    初めて歯医者さんに行く時には、色々と不安な事が多いと思います。そこで今日は、歯医者さんの選び方、予約の取り方、受診の仕方について、詳しく解説していきたいと思います。

    歯医者さんの選び方

    はじめに通院する歯医者さんを選びます。最近は、ネットで簡単に歯医者さんを検索できるので、かえって迷ってしまう事も多いのではないでしょうか。次に挙げる3つのポイントを参考にしていただくと良いと思います。

    (ア)通いやすい歯医者さんであること
    歯医者さんの立地・診療時間(曜日)が自分の生活に合っており、通いやすいかどうかが大切です。歯科治療は1回で終わる事は少なく、1箇所の治療でも数回の通院が必要になる事が多いです。それに、できれば治療を終えた後も、定期検や予防歯科に通える歯医者さんを選ぶのが良いです。仕事や学校の合間に都合がつけやすい歯医者さんを選びましょう。

    (イ)ネットの口コミに頼りすぎないこと
    歯医者さんを探す時に、インターネットを使えば、簡単に近くの歯医者さんを探す事ができます。そこで注意したいのは“口コミ”情報です。最近は口コミを投稿できる歯科医院情報サイトも多く、色々な口コミを目にする事があるでしょう。良い口コミもあれば、悪い口コミもあると思います。しかし、口コミで良い評価が多いからと言って、自分に合った歯医者さんであるとは限りません。歯医者さんも患者さんも人間対人間ですから、相性もあります。感じ方は人それぞれです。口コミは参考程度にし、鵜呑みにしすぎないようにしましょう。

    (ウ)矯正歯科や審美歯科、インプラント治療の場合は、より慎重に選ぶこと
    歯科治療の中でも、矯正歯科や審美歯科、インプラント治療は、特殊な治療分野になります。高い技術を必要とする治療で、失敗するリスクもありますし、費用も高額になります。実績の多い信頼できる歯医者さんを選びましょう。
    治療を受ける歯医者さんをすぐに選ぶ事が難しい場合は、実際に治療を受ける前に、治療相談をしてみるのはいかがでしょうか。よく相談をして、治療方針に納得してから、安心して治療を受けるのが良いでしょう。

    予約の取り方

    (ア)必ず事前に連絡をしましょう
    まず、いきなり歯科医院に行くのは止めるようにしましょう。歯科医院によって予約の有無や、待ち時間などのシステムは異なりますので、事前確認が必要です。ほとんどの歯科医院が予約制になっていますので、まずは行く予定の歯科医院に必ず連絡をするようにしましょう。
    歯科治療は、ひとりひとりの患者さんに対して、治療時間と診療チェアを十分に確保する必要があります。突然の来院には、すぐには十分な対応ができない可能性が高くなります。

    (イ)電話予約をしてみましょう
    では、実際に電話予約はどのようにすれば良いのでしょうか。初めての歯医者さんの場合は、少し緊張してしまう事もあるかもしれません。伝えるべき項目をまとめると次のようになりますので、参考にしてみてください。
    ・ 予約したい事を伝える
    ・ 名前、電話番号などを伝える
    ・ 初めての来院か、以前に来院した事があるかを伝える
    ・ 症状を伝える
    ・ 希望の日時や曜日を伝え、予約日を決める

    受診の仕方

    受診をする際には、時間に遅れないように、早めに到着しておきましょう。特に初診の際には、問診票を記入する必要がありますので、その分早めに来院しておく必要があります。
    到着したら、まず受付に、予約時間と名前を伝え、保険証を提出しましょう。その場で問診票を書く事が多いです。問診票には、飲んでいる薬、妊娠の有無など、正確に記入するようにしてください。

    4.受診時の注意点

    (ア)無断キャンセルをしない
    一番やってはいけない事は、無断キャンセルです。歯医者さんは、患者さんひとりのために、時間と診療チェアを確保し、事前に準備をして待っています。

    (イ)予約変更は早めに連絡をする事
    急な予定で、やむを得ず予約をキャンセル/変更したい場合もあると思います。なるべく変更が無いようにしたいものですが、そのような場合には、できるだけ早めに連絡をするようにしましょう。

    (ウ)口紅をつけたまま来院しない
    口紅がついていると、治療器具に口紅がついてしまい治療がしにくくなり、治療の妨げになります。また、患者さんの健康のバロメーターとして、歯科医師は唇の色を確認しながら治療をしています。口紅は必ず拭き取ってから受診するようにしましょう。

    (エ)歯が不衛生なまま来院しない
    受診の際は、マナーとして事前に歯磨きをしておきましょう。治療をする時に、食べカスやプラークが付着していると、汚れを取り除く手間が増えてしまい、スムーズに治療ができない場合があります。また、「歯を大切にしていない」と思われてしまいます。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。歯医者さんに初めて行く場合の手順をまとめると次のようになります。
    (ア)歯医者さんの選び方 3つのポイント
    ・ 通いやすい歯医者さんであること
    ・ ネットの口コミに頼りすぎないこと
    ・ 矯正歯科や審美歯科、インプラント治療の場合は、より慎重に選ぶこと

    (イ)予約の取り方
    必ず事前に連絡をしましょう。予約が必要な歯医者さんが多いです。電話予約をするようにしましょう。

    (ウ)受診の仕方
    時間に遅れないように来院しましょう。受付で保険証を提出し、問診票は正確に記入しましょう。

    (エ)受診時の注意点
    ・ 無断キャンセルはしない
    ・ 予約変更は早めに連絡する事
    ・ 口紅をつけたまま来院しない
    ・ 歯が不衛生なまま来院しない

    これらのポイントを頭に入れておけば、初めての歯医者さんでも大丈夫です。予約を取り、リラックスして受診できると良いですね。