むし歯は「進行性」の病気です blog
2019.03.29
こんにちは。
蒲田駅前の菊地歯科医院です。
花粉症もスギが一段落しましたが、ヒノキの方はまだまだもう少しアレルギーに悩みそうです。
堀ちえみさんの「舌ガン」ニュースから、菊地歯科医院でも、ガン検診のお問い合わせが増えました。
ガンは進行性の病気で「まだ大丈夫でしょ」と後回しにすると取り返しがつかなくなることもあります。
このニュースが、患者さんにとってご自身の健康を気にする、そんなきっかけになることも、公表した堀ちえみさんは期待していたのかもしれません。
さて皆さんは、むし歯も「進行性」の病気だと知っていましたか?
そう、つまり「放っておいても治らない」病気なのです。
歯の噛み合わせ面、隣の歯との接点などご自分からは見えにくい部分で進行していることが多いため、知らず知らずに発症し進行している…という経験ありませんか?
食後は必ず歯みがきしてるのに…ということも。
むし歯は、一度発症すると薬で「何もなかった」ように消えてなくなることがありません。
※保険外診療にて「溶かす」治療方法はあります。
一般的には、削って「患部を取り除く」ことで治します。
この「削る」治し方にも色々あり、保険の金属、天然歯に近いセラミックスなど、保険・保険外を含め厚生労働省で認められている治療方法はいくつかあります。
治し方により、再発のリスクも様々です。
昔に治したのに、金属の詰め物が取れたら中がむし歯になってた…ということ、皆さんも一度は耳にしたことあると思います。
歯と詰め物の間からむし歯菌が入り込み、歯みがきも届かないので進行する。これが再発のサイクルです。
詰め物や被せものが精密なら、再発のリスクも少ないですよね?
そのとおりです。
それとしっかりした歯みがきで、再発のリスクは減らせます。
一度むし歯になると、再発させないために色々とケアする必要があります。
食生活、歯みがき習慣、歯みがきのクセ、むし歯になりやすい人なりにくい人がいるってホント!?など、むし歯のリスクには個人差があります。
では、どうすればむし歯にならないの?と素朴な疑問ですよね。
次回は、
むし歯はどうやって発症するの?
をお届けしたいと思います。