子供の歯、乳歯についてのお話 blog

2023.02.15

皆様こんにちは。
蒲田の歯医者菊地歯科医院、歯科衛生士の竹田です。

今回は子供の歯、乳歯についてお話しようと思います。

乳歯の生えてくる時期について

生後6カ月ごろから、下の前歯(乳中切歯)2本が生え始めます。 その後、1歳半ごろまでに上の前歯2本と上下前歯の横の歯(乳側切歯)4本が生えます。 1歳半を過ぎると奥歯(乳犬歯と第一乳臼歯)が生え、計16本になります。

乳歯も、永久歯と同じように、食べ物をかむことが第一の役割です。
しっかりかむことで、発育に必要な栄養分を吸収することができます。
また、かむことはあごの発達を助けるので、将来の歯並びや顔の形にも影響してきます。この時期は、いろいろな言葉を覚えていく時期でもあるので、正しい発音をするうえでも、乳歯の役割は大きいのです。

乳歯の主な役割

  1. 食べ物をかむ
  2. 発音を助ける
  3. あごの発育を助けて顔の形を整える
  4. 永久歯が生えるときの目印になる

歯みがきの第一歩は、ハブラシに慣れさせることです。乳歯が生えはじめる生後6カ月ごろから、赤ちゃん用のハブラシを持たせるようにします。ちょうどこのころは、何でも口に入れたがる時期なので、ハブラシも抵抗なく、口の中に入れてくれるはずです(*^^*)

1番大切なことは仕上げ磨きをしっかりしてあげること

上の前歯が生えてきたタイミングで、子どもをひざに寝かせて「寝かせみがき」をスタートします。ハブラシは、歯ぐきに当たっても痛くない、毛先のやわらかいものを選ぶと良いと思いです。
そして、仕上げ磨きの時はお子様が使っているのとは別に、仕上げ磨き専用のハブラシを用意して磨いてください。
仕上げ磨き用はハブラシのヘッドは小さく、ネックの部分が長くなっており、小回りがききやすく、奥に入れやすいような作りのものがありますので使ってみてください!

当院でも年齢別に合わせたハブラシや歯磨剤をご用意しておりますので、気になる方はスタッフへお気軽にお声がけ下さいね!!