歯科衛生士辻村のセミナー参加記録  blog

2020.10.15

こんにちは、蒲田の菊地歯科医院 歯科衛生士の影山です。
私は先日、歯科衛生士としてのスキルアップのため、セミナーに参加してきました。
2日間に渡るセミナーでしたので内容が盛りだくさんで、多くの事を学ばせていただきました。

 

セミナーのテーマは「予防メインテナンス習得」です。
普段、歯科衛生士としての仕事は先生の診療補助や患者様のお口の清掃指導がメインとなります。

特に近年は「予防」への関心が高まり、歯科衛生士としてより多くの情報の習得、技術の向上が必要と思い、今回のセミナーに参加させていただきました。

 

患者様を診るにあたってまず大切になってくることは「アセスメント」です。

初めて受診する歯医者さんでは必ず「問診表」を記入するかと思います。ここには主訴や既往歴、アレルギーの有無などを書いていただいております。私たちはこれらの情報から口腔内だけではなく全身にわたって情報を得ることができます。

全身の健康状態は、治療に対する反応や軟組織の治療などに影響を与えます。病歴を把握することにより、治療前に事前にお薬を飲んでもらったり、治療にあたって注意しなければいけないことなどがあります。

何かあったときにすぐに対応するためにもとても重要な項目だと改めて感じました。また、タバコと歯科の関係性や糖尿病との関連性などについても詳しく説明していただき、気づきが多くとっても勉強になりました。

 

セミナー中に初めて血糖値の測定をおこないました。針で指を刺すのは少し怖かったですが痛みも全然なく、その場ですぐに結果が出るので凄いなと素直に感心をしてしまいました。

実習では、今まで使ったことない機械でおこないました。患者様のお口の中をよりきれいにするためにも色々な選択肢を持つ事は技術面の部分で向上にもつながる為、しっかりと学んできました!!

 

 

歯ブラシもいろんな種類がありますが、今回また新しい歯ブラシに出会い、色々と試すことができました。

歯科衛生士として何年も働いていますが、年数が経つと教えてもらう立場から教える立場になり、このような機会が少なくなります。今回このセミナーを通して今までわかりきっておこなっていたことも復習することができ、さらに新たに学ぶこともできました。正しい知識、新しい知識や技術をアップデートすることにより患者様にとってもよりよい医療を提供ができると、このセミナーを通して感じました。

 

余談ですが会場からは大好きな東京タワーが見えてやる気が出ました(笑)