何でレントゲン撮影が必要なの? blog

2022.04.19

こんにちは。蒲田駅の歯医者、菊地歯科医院の歯科助手の細谷です。

歯科を受診した際、レントゲン撮影を行なう事がよくあると思いますが、中には何でレントゲン撮影が必要なの?と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はその疑問やレントゲン撮影の必要性などについて説明いたします。

レントゲンを撮る理由

口の中を見て虫歯だったり、歯が欠けてしまったりの問題を目視で見つける事は出来てもどのくらいの虫歯なのか、具体的にどうなっているのかは知る事が出来ないのでレントゲンを撮影して細かく確認します。

もし虫歯の場合、虫歯の進行具合で歯と歯の間の隠れた虫歯を見つける事が出来ますし、歯周病であれば歯茎の骨の溶け具合や進行具合を確認する事が出来ます。

またレントゲンにはお口の中全体を撮影するものと部分的に撮影するものがあります。

全体のレントゲンを撮影する事により、歯の本数や被せ物の数、親知らずの生え方、歯肉の状態や歯並びなど、お子様の場合ですと乳歯の下の永久歯の歯列などが確認出来ます。

部分的なレントゲンを撮影する事により、虫歯や歯周病の早期発見、虫歯の大きさ、歯茎の炎症などが確認できます。

レントゲン撮影を行なうことにより、治療方針を考える事が出来たり、他の歯科医師、歯科衛生士との情報共有をする事が出来ます。

レントゲン撮影は1回のみ?

メンテナンスに来た患者様にもレントゲンを撮影させていただく事がありますが、何で痛くもないのに?と思う方もいらっしゃると思います。
自分では何も変わりないと思っていても前に撮ったレントゲンと比較してみると意外と変わっていることもあるので定期的(1年に1度程度のペース)でレントゲン撮影を行ない確認します。

自分では何ともないと思っていても定期的な検診と一緒にレントゲンを撮影し虫歯や歯周病を早期発見できるようにしましょう。