CID セミナー受講について。(part2) blog

2021.11.29

皆さまこんにちは。
院長の菊地健太郎です。
今回は主に軟組織造成ついて行いましたので、その内容を記載します。

1日目はFGG,CTG,根面被覆、口腔前庭拡張術、小帯切除術、抜歯即時埋入について学びました。二日目はソケットプリザベーションとトンネリングテクニックおよび豚骨を用いた結合組織採取とFGGを行いました。

FGG,CTG、根面被覆に関しては一般歯科医でもあまり治療機会もなく馴染みのない治療法です。
口腔外科出身の私は口腔前庭拡張術や小帯切除術、インプラントの抜歯即時埋入は日常的に行う処置でありましたが、今回のセミナーで新しい知識、技術あるいは気づきがたくさんありました。

FGG、CTG、根面被覆というのは簡単に申しますと歯茎がやせてしまった部分を治す方法です。
歯周病で歯槽骨が吸収し進行している場合は不可能ですが、審美的な改善や知覚過敏を治すにはこの方法が必要です。しかしながらとても難易度が高い治療法であり、今回の実習も今まで受けた中で一番難しいものでした。

今回の実習を通しさらに知識や技術の向上の必要性を痛感しましたし、是非ともこのテクニックをマスターし患者様に満足いただける結果を残せるように精進したいと思います。

院長 菊地健太郎