CID セミナー受講について。(part1) blog

2021.11.04

皆さまこんにちは。
院長の菊地健太郎です。
インプラント歴はなんやかんや20年以上になります。

インプラントの歴史は古く50年以上となりますが、最初インプラント形状や理論はブローネマルク博士が開発されてきました。そして現在インプラントメーカーは全世界にある200社以上あるといわれてます。
その中でもノーベルバイオケア社とストローマン社が2大メーカーでそのシェアは50%以上です。その2社がインプラント開発を牽引しており、インプラント体の表面性状や形状が進化してきました。それと同時に術式も開発進化しており、今もなおたくさんの論文が提出されています。残念ながら臨床医はその論文をすべて読み、術式を習得をすることは不可能です。
その中でもインプラントに特化し卓越した技術と知識を持つスーパードクターがいます。そのドクターの知識術式を習得することで臨床医は成長しクリニックが発展していきます。

コロナ禍においても感染管理を徹底して行い毎月講習会を受講し、日々精進し少しでもよりよい医療を患者様に提供するべくクリニック一丸となり努力しております。

今回はそのスーパードクターでインプラントで有名な勝山先生のCIDというスタディーグループの「CIDコース2021」6日間コースの2日目までを受講しました。

講習会の内容の1日目は診査診断法で、医療のデジタル化が進み診査方法に光学印象(口腔内スキャナー)という機器やCTを用いた方法を学びました。当医院では口腔内スキャナーとCTは以前より使用しているため、そのアドバンスな使用方法がとても参考になりました。
2日目は歯周組織再生療法を学びました。歯周組織再生法とは簡単に申しますと失った組織を再生することですが、ただし歯の再生は学べませんので、主に歯槽骨の再生法のことです。
歯周病やインプラント周囲炎などの病気になり進行していくと歯やインプラントの周りの骨が失われ、機能が失われていきやがて抜歯や撤去することになります。その失われた骨を再生させる方法です。
残念ながらすべてのケースにできるわけではありません。

患者様には少し難しい情報だったかもしれませんが、菊地歯科医院ではクリニックで取り組んでいる事や情報を、なるべく早く患者様に紹介していきたいと思っております。お気軽にご質問ご相談ください。

院長 菊地健太郎