口臭の原因とは?(口の中の「細菌」) blog

2019.09.27

こんにちは。
蒲田の菊地歯科医院でございます。

今月から「口臭の原因」を3回に渡ってお知らせします。
冬に向かって乾燥してくることで、実はお口の中では口臭の原因がどんどん活発化しています。

皆さん、口の中に多くの細菌がいることはご存じですね?
むし歯菌、歯周病菌をはじめとする悪い細菌、でも悪い細菌ばかりではありません。免疫を助けてくれる細菌など体に必要な細菌も含めてかなり多くの細菌が混在して活動しています。

歯みがきが十分でないなど汚くしてしまうと悪い細菌が増え毒素が高くなるため良い細菌の活動が抑制されてしまいます。
まずは、歯みがきと歯医者さんでのクリーニングでお口の清潔を保ってください。

さて、口臭の原因は大きく3つあります。
本人も気付かない磨き残し、食事のあとしばらく歯みがきしないなど「清潔度」
むし歯や歯周病を治療せずに放っておいている「症状の悪化」
そして、個人差のある「細菌の量」

今回は「細菌の量」についてお話したいと思います。

細菌の量と言われてもイメージできませんよね…
ざっと数億という大きさです。
良い細菌は悪さをしませんので、悪い細菌を増やさない、活動させない、取り除くことが大切です。

ではどうやって?
まずはご自身のお口にどのくらいの細菌がいるのかを調べましょう。菊地歯科医院では、患者さん個々の細菌感染リスクを調べることができます。治療やメンテナンスで通院されたときに5分で終わりますので、ぜひスタッフへご依頼ください。

悪い細菌が増えて活動が活発になると毒素が多く発生します。
これが口臭の原因の一つになっています。
つまり、悪い細菌を取り除けば原因がなくなるということです。

放っておいて勝手になくなることはありませんが、唾液がこの「取り除く」ことに大きく活躍してくれます。良く考えてください、唾液が口の中からなくなったことってないですよね?

唾液は喉や口の中を潤すだけでなく、常に口の中を「洗い流している」のです。
もちろん細菌も同じく流されてしまいます。つまり、ドライマウスなどの症状がある方はそれだけで口臭のリスクが高いということです。
生活習慣や食事、ストレスなど様々な原因があるドライマウスですが治療方法もしっかりありますので、まずは歯医者にご相談ください。

今回ご案内したのは、
口臭の原因となるドライマウスと細菌の関係性
ご自身の細菌リスクを唾液検査で知ろう!です。

口臭は周囲の方々を不快にさせてしまうものですがご自身では気付かないことがほとんどです。

エチケットとして、まずはご自身の症状やリスクを知りましょう。
菊地歯科医院では、治療だけでなくこのような検査だけでも通院の予約をお受けしております。

お気軽にお問い合わせくださいませ。