目白歯周病学研究会 実習セミナーに参加してきました blog

2025.07.30

菊地歯科医院勤務医の山ノ井奈津美です。

先日、目白歯周病学研究会が主催する実習セミナー(6日間コース)に参加してきました。臨床を行う先生達にむけての、基礎から歯周外科を含む実践的な内容です。
前半は講義形式で、歯周病の最新の知見や治療の考え方を学びました。時代を経て基準や診断が変わり、私が学生の頃とは変わっていることも多々あります。
  
後半は顎模型や豚の顎骨(写真)、実際の器具を使って歯周病外科の基本から再生医療までの実習を行いました。
日頃、歯周病で困っている方やメンテナンスで通ってきてくださる患者さんに、もっと何かできることがあるのではと思うこともしばしばです。そういう時に何が提案できてどういう治療を提供できるか、その診断の力と手技は勉強をしていかなければ得られません。

また歯科での治療は私たち医療従事者側と患者さまの共同プロジェクトだと思っていますが、患者さまの理解と協力が得られなければ良くなっていかないことも多いです。
そのために、どう説明して気持ちを動かし一緒にがんばれるかということがいかに重要かということも改めて感じました。

学びの多い濃い六日間でした。