60代女性 黄ばみが目立つ歯にオフィスホワイトニングを行って明るい口元を取り戻した症例Case

2025.04.22

治療前

治療後

年齢・性別 60代女性
相談内容 「年齢とともに、歯が黄色くなってきたのが気になる。定期的なメンテナンスの際、歯科衛生士さんに相談をしたらホワイトニングをすすめられた」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 拝見したところ、全体的に歯が黄ばんでいました。歯の黄ばみは、加齢や日常の食生活が原因で生じることが多く、自宅での歯磨きだけでは取り除くことが困難です。
また、全体的に歯肉が赤く腫れており、軽度の歯周病でした。

歯周病を放置するとさらに症状が進行し、歯を支える骨が溶けて歯を失うリスクもあるため、歯の黄ばみを解消するホワイトニング治療の前に、歯周病の治療を行う必要があると診断しました。
行ったご提案・治療内容 歯周病の基本治療を行って歯茎の状態を整えてから、ホワイトニングで歯の黄ばみを取るという治療手順をご説明し、同意いただきました。
当院では、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、薬剤を入れた患者様専用マウスピースを装着して自宅で行うホームホワイトニングを選べます。

<オフィスホワイトニング>
・短期間で白さを実感できる
・施術中に少し痛みが出たり、施術後にしみる症状(知覚過敏)が一時的に出たりする可能性がある
・色が戻りやすい

<ホームホワイトニング>
・色戻りが比較的少ない
・歯の内部に薬剤を浸透させて白くするため、効果を実感するまでにやや時間がかかる
・時間や薬液の調節、マウスピースの装着など、患者様ご自身で管理が必要

患者様は「自分での管理が苦手。また、できるだけ早く歯を白くしたい」との理由から、オフィスホワイトニングを選択されました。

まずは歯周病の基本治療として、歯周基本検査で歯茎の状態を確認してから、専用の器具で汚れを除去する「スケーリング」を保険診療内で実施します。
歯茎の状態が改善したため、上下10本ずつ計20本の歯にオフィスホワイトニングを計2回実施したところ、特に痛みは出ませんでした。

ホワイトニング後、歯の色味が明るくなったことを確認できたため、着色しやすい飲み物や食事での注意事項などをお伝えして治療を終了しています。
治療期間 3週間
おおよその費用 44,000円
治療のリスク ・治療中、歯にしみるような痛みが出る場合があります
・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります
・自費診療(保険適用外治療)です