歯科用レーザーとは? blog
2025.05.12
菊地歯科医院院長の菊地健太郎です。
今回は歯科用レーザーについてお話しします。
歯科用レーザーには大きく分けて4種類ございます。炭酸ガスレーザー、エルビウムヤグレーザー、Ndヤグレーザー、半導体レーザーになります。
それぞれに特徴がありますが、当医院で治療に用いているものはエルビウムヤグレーザー(モリタ社製)です。
特長は
①虫歯の治療(歯を削ることができる)
②歯周病の治療
③歯肉やその他の粘膜に対する外科治療
④骨をターゲットとした外科治療治療
⑤歯ぐきの粘膜の色素沈着を除去する治療
⑥歯の知覚過敏の治療
等々に使用できることです。
特に使用頻度が高いのは、歯周病治療で歯周病が中等度まで進行してしまったケースで歯周外科治療を施す際に、歯ぐきの感染した組織をレーザーを使うことでキレイに除去することができるのと歯石をキレイに取り除くことができます。
もはやレーザー無くして歯周外科処置ができなくなっています。
次に多いケースは、ご高齢の方や基礎疾患があり歯周外科的処置が困難な方などで、歯周ポケットが深くなり管理が難しいケースにレーザーを使用すると、歯周病の進行が緩やかになる場合がございます。
しかし完全に治るわけではございません。また知覚過敏に使用するケースも多いです。
様々なケースでレーザー治療が活躍しております。症例によっては保険適用になっておりますので、治療希望の方は歯科医師にご相談ください。