虫歯になりやすい人となりにくい人 blog
2025.04.11
歯に付着しているプラーク(歯垢)は細菌のかたまりで、その中にいるむし歯菌(代表的なのはミュータンス菌)が糖を含む炭水化物から酸を作り歯の成分が溶け出す「脱灰」を引き起こします。
これがむし歯の始まりです。
むし歯になりやすい人
- むし歯菌が多い
- だ液量が少ない
- 不十分な歯磨き
- ダラダラ食べ
- フッ素を使っていない
むし歯になりにくい人
- むし歯菌が少ない
- だ液量が多い
- 適切な歯磨き
- 適切な食生活
- フッ素を使っている
- 歯科に定期受診している
ダラダラ食べが良くない理由
飲食回数が多いほど脱灰は進みます!
糖や炭水化物を含む飲食物を摂取するたび口の中では細菌の生み出す酸によりPHが低下します。(脱灰)
一定のPHより低くなると歯の成分が溶け出しその後時間をかけて成分が歯に戻っていきます。(再石灰化)

飲食の回数が多くなる
=1日の中での脱灰時間が多くなるほど再石灰化の時間が短くなり、むし歯のリスクが上がります。
再石灰化を促すには・・・
- しっかり歯の汚れを落とす
- 食生活を見直す
- フッ素を塗布する
歯科への定期受診は、むし歯などの発生予防や初期むし歯の進行抑制につながるだけでなく
歯磨き指導などを受けることができ、毎日のセルフケアのモチベーションを高めてくれる効果もあります。