歯の健康も考えた、寒い冬にぴったりの食育レシピをご紹介 blog
2020.12.09
蒲田の歯医者 菊地歯科医院の歯科助手・管理栄養士の伊藤めぐみです。
寒くなってくる時期と言えばやっぱり食べたくなるのは鍋料理ですよね♪♪
今回は、歯の健康も考えた、寒い冬にぴったりの食育レシピをご紹介いたします(*^^)v
・鱈
カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富。カルシウムは歯に必須の栄養素ですが吸収率はあまりよくないのでビタミンDと一緒に摂取すると効率よく体内で利用されます。
また歯の土台作りに必要なたんぱく源になります。
・がんも
がんもはカルシウムが豊富で大きいもの1個分で1日の推奨量の約1/2の量を摂取できます。カルシウムは歯の石灰化に必要な栄養素です。またカルシウム不足で歯以外の骨がもろくなるので骨粗しょう症に繋がります。歯はあごの骨と繋がっています。骨粗しょう症だと骨が溶けやすくなるので歯周病のリスクも高まります。
・大根
大根はビタミンCが豊富。ビタミンCはコラーゲン合成促進効果があり、歯肉を健康に保ちます。またビタミンD同様カルシウムの働きを助ける役割もあります。また大根は野菜類の中ではカルシウムが比較的多く含まれています。
・人参
人参はカロテンが豊富。カロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは歯の表面のエナメル質形成に必要な栄養素です。
・キノコ類
きのこにはビタミンDが豊富に含まれています。またキノコ類に含まれるβグルカンは免疫力を高めるといわれているので今の時期に積極的にとりいれたい食材です。
歯に良い冬の発酵鍋
材料(2人分)
・鱈…2切れ
・京がんも…4個(大きいがんもなら2個)
・大根…5センチくらい
・人参…1/3個
・水菜…1/2袋
・しめじ…1/2株
・えのき…1/2株
・シュレッドチーズ…40g
・水…400ml
・味噌…大さじ1 ※A
・麹甘酒(酒粕でも)…大さじ1※A
・和風だしの素…小さじ1※A
作り方
1. 大根と人参は皮をむいて、1センチほどの厚さの輪切りにする。
2. 水菜は5センチ幅に切り、キノコ類は石づきを落とし食べやすい大きさに割く。
3. 鍋に水を入れ沸騰させたらAを溶かし入れ、鱈とがんもと1を入れ、1がやわらかくなるまで中火~弱火で煮る。
4. キノコ類と水菜を入れ、きのこに火が通るまで煮る。
5. チーズを加え溶けたら火をとめて完成。