50歳代男性で中学生の時に前歯をぶつけて神経を取った後から変色した症例Case

2023.06.28

治療前

治療後

年齢・性別 50代男性
相談内容 40年前中学生の時に転倒し前歯を強打。歯科医院で神経を取る処置を行ってから徐々に歯の色が変色。他の歯科医院で相談したところ差し歯にすることを勧められ治療を諦めていた。歯のクリーニング目的で当医院来院した際に前歯の相談を行ったところ、ウオーキングブリーチというホワイトニング法があることを知る。
カウンセリング・診断結果 レントゲン写真から左上中切歯の歯髄処置後の変色と診断。歯冠部のレジン充填を除去して漂白剤を使用し行うウォーキングブリーチというホワイトニング法を提案してみるも40年ほど前の神経治療のため治療効果は未知数とも説明。
行ったご提案・治療内容 患者様はトライしてみたいとのことでウォーキングブリーチを行う。まず歯冠部のレジン充填を除去してから歯の裏側に穴を開け、専用の漂白剤を歯冠内部に塗布し仮のセメントで蓋を行った。漂白剤は1週間から10日に1回交換し治療回数は6回かかりました。最後に歯冠内部と裏側の穴の部分にレジン充填を行い塞いで終了となる。
治療期間 2か月半
おおよその費用 およそ30,000円程
術後の経過・現在の様子 治療中に痛みもなく術後の経過も良好で、患者様ご本人も自然な仕上がりに大変満足されていました。
治療のリスク 治療中に痛みが出ることがあるための注意事項の説明が必要なのと、歯冠部の強度が強くないため固いものを噛むときは十分注意しないと歯が折れる可能性があることも説明。