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30代女性「以前に矯正治療した前歯がまた開いてきてしまった。もう矯正はしたくない」ダイレクトボンディングで隙間を1日で解消した症例Case

2022.09.29

治療前

正中だけでなく、右側の中切歯と側切歯(2番)の間にも隙間があることが分かります。

治療後

年齢・性別 30代女性
相談内容 「昔、矯正治療で歯並びを治したが、時間の経過とともにまた前歯の隙間が開いてきた。再度、矯正をしてもうまくいかなかったので、他の治療方法を試してみたい」とご相談をいただきました。
また、「時間や費用をかけずに、できるだけ早く治したいので、保険外の治療法でも構いませんが、矯正をするつもりはありません」とご希望でした。
カウンセリング・診断結果 お口の中を確認したところ、上の前歯(中切歯/1番)に隙間がある「正中離開(しょうちゅうりかい)」が認められました。
また、上の前歯以外にも隙間がありました。
行ったご提案・治療内容 隙間が開いている部分が複数箇所に及ぶことから、矯正治療をご提案しましたが、当初のご希望通り「矯正治療は避けたい」とのことで、治療の跡が目立ちにくく自然に仕上がる「ダイレクトボンディング」による修復をおすすめしました。
今回の患者様の場合、ダイレクトボンディングなら歯を削らずに済み、1日で治療が終わるというメリットもありました。

ただし、ダイレクトボンディングは矯正治療ではないので、歯の位置を変えずに隙間を埋めていきます。そのため、それぞれの歯の幅のバランスが変わってしまうため、どうしても本来の歯よりも幅広になってしまうことをご説明し、患者様に同意いただきました。
治療期間 1日(治療時間:1時間)
おおよその費用 38,500円
術後の経過・現在の様子 前歯の隙間がなくなり、前歯の形や大きさも周囲の歯と違和感のない仕上がりになりました。
見た目だけでなく、1日で治療が完了したことにも喜んでいただき、「今後は他の隙間も治療していきたい」とおっしゃっています。
治療のリスク ・今後も隙間が開いてくる可能性が高いため、歯並びが後戻りしないように「リテイナー」という装置を入れるなど、保定する必要があります。
・年月が経つと着色したり、折れたり欠けたりする場合があります。修理が可能ですので、その都度対応していきます。