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8月, 2019年

  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS) 2019.08.14

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    こんにちは。

    蒲田の菊地歯科医院の院長 菊地健太郎です。

    あなたの呼吸は止まっていませんか?

    ご家族で「寝ている間」に呼吸が乱れている方はいらっしゃいませんか?

    就寝時にいびきをかく方は、非常に多いと思います。特に成人だとお酒を飲んだ後とかですね!ものすごいいびきの中で突然静かになり、ハァー、いびきがやっと治まったと安心するご家族も少なくないと思います。でも、それは呼吸が止まっているとても危険な状態かもしれません!

    日本人の睡眠時無呼吸症の潜在的患者さんは200~300万人とも言われています。

    就寝時にその多くがノドの奥の気道が狭くなり呼吸障害を起こします。

    睡眠時無呼吸症は昼間の眠気だけではなく、高血圧、血管障害(心筋梗塞、脳卒中)、糖尿病などの合併症を起こすこともあります。

    睡眠も浅くなり十分な睡眠時間をとっていても、昼間眠くなり交通事故等を引き起こす恐ろしい病気です。

    顔の形や下顎が小さい、歯並びが悪い、下顎の内側に骨のでっぱりがある、舌の位置が低い、扁桃腺が肥大しているあるいは治療中にむせやすい人などで、私どものクリニックでも睡眠時無呼吸症の疑いのある患者様を数多く目にします。そのような患者様には十分な説明をしたのち専門病院での精密検査をお勧めして対応させていただいてます。治療法は外科療法やCPAPが一般的ですが、マウスピース適応な方もいらっしゃいますのでMFT(口腔筋機能訓練)を含めて当クリニックでも治療や指導を行っています。

    子供(小児)でも要注意です。

    こどもの無呼吸は脳や体の成長にとても影響を与えます。ご両親がしっかりと見てあげて、適切な治療を受けさせてあげてください。

    猫背や姿勢の悪い人も要注意ですね。

    ご心配な方は一度クリニックにご相談ください。

    次回は口呼吸と鼻呼吸について触れたいと思います。

  • 虫歯と歯周病はどう違いますか? 2019.08.01

  • 虫歯と歯周病は、それぞれ口の中の代表的な病気ですね。
    とは言え、病気の類として考えるとこれらは全くの別物で、特徴を比較すると異なる点が多々あります。
    そこで、ここでは虫歯と歯周病をテーマにしてその違いが分かるよう、
    発症時に起こる症状などを中心に分かりやすく解説していきますね。

    症状を比較

    まず、虫歯と歯周病ではどのような症状が起こるのかを比較してみましょう。

    虫歯の場合

    虫歯とは、虫歯菌の出す酸によって歯が溶かされる病気です。
    歯の表面に発症した虫歯は、やがて歯の奥の象牙質、その下の神経まで進行していきます。
    一度進行した虫歯は治療しない限り治らず、最終的に歯は原型を失うほどボロボロに溶かされてしまいます。

    歯周病の場合

    歯周病とは、「歯の周りの病気」と表現するとおり歯を支える骨の病気です。
    歯周ポケットに溜まった歯周病菌が悪さをすることで歯肉に炎症が起こり、
    進行することで歯を支える歯槽骨が溶かされて最終的に歯が抜け落ちてしまいます。

    …起こる症状は全く違うものの、最終的に歯を失うという点では同じです。

    発症の原因を比較

    虫歯と歯周病は何が原因で発症するのでしょうか。

    虫歯の場合

    虫歯の原因菌である虫歯菌はプラークに含まれています。
    この虫歯菌は酸を出して歯を溶かしますが、糖を吸収することでより多くの酸を出すようになり、
    「甘いものを食べると虫歯になりやすい」と言われるのはそれが理由です。

    歯周病の場合

    歯周病の原因菌である歯周病菌はプラークに含まれています。
    この歯周病菌に感染することで歯周病が発症しますが、そのリスクは生活習慣に大きく影響されます。
    例えば喫煙する人はそうでない人に比べて発症のリスクが高く、さらに重症化しやすい傾向があるのです。

    …歯周病は生活習慣病であり、そのため日常生活の中にも発症の要因が潜んでいます。

    自覚症状を比較

    虫歯や歯周病にかかると自覚症状が起こり、多くの人はそれがきっかけで異常に気づきます。

    虫歯の場合

    虫歯の自覚症状は言うまでもなく歯の痛みです。
    この痛みは虫歯が神経まで進行すると酷くなり、ズキズキとした激痛を感じるようになります。
    ただし、歯の痛みを感じる虫歯は既に進行しており、初期の段階では痛みを感じることはありません。

    歯周病の場合

    歯周病は「静かなる病気」と呼ばれており、そのため目立った自覚症状がありません。
    虫歯のような辛い痛みを感じない反面、その分発症に気づきにくいのが問題です。
    とは言え自覚症状はゼロではなく、歯肉の腫れ、歯肉からの出血、口臭がするなどの自覚症状があります。

    …歯周病より虫歯の方が怖いという人がいますが、それはこの自覚症状の差が理由と考えられます。

    治療方法を比較

    虫歯も歯周病も治療方法は一定ではなく、進行度に応じて必要な治療が異なります。

    虫歯の場合

    基本は患部の歯を削って詰め物で処置することですが、虫歯が進行している場合は削る範囲が広くなり、
    さらに神経の除去や根管の清掃を行うための根管治療が必要です。
    重症化した虫歯の場合は歯が残せないことがあり、その場合は抜歯しなければなりません。

    歯周病の場合

    歯周病治療の基本は口の中を清潔にすることです。
    そのため、歯石の除去や患者さん自身によるプラークコントロールによって治します。
    重症化した歯周病の場合は歯が残せないことがあり、その場合は虫歯同様に抜歯しなければなりません。

    …どちらも進行するほど大きな治療が必要になり、その分治療期間も長くなってしまいます。

    予防方法を比較

    虫歯と歯周病の予防方法は基本的に同じです。

    虫歯の場合

    予防方法は、毎日の歯磨きでプラークをできるだけ除去する、定期検診を受ける、生活習慣の改善の3つです。
    生活習慣の改善についてですが、これは間食を控えるなど食生活を中心とした改善をすべきでしょう。
    また、歯磨きの効果を高める上でデンタルフロスが虫歯予防に効果的とされています。

    歯周病の場合

    予防方法は、毎日の歯磨きでプラークをできるだけ除去する、定期検診を受ける、生活習慣の改善の3つです。
    生活習慣の改善についてですが、これは疲労解消など身体の免疫力を高めることを目的とすべきでしょう。
    また、歯磨きの効果を高める上で歯間ブラシが歯周病予防に効果的とされています。

    …どちらも予防方法はほぼ同じですが、原因菌が異なる以上、一方だけ発症してしまうこともあります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、虫歯と歯周病の違いについてまとめます。

    1. 症状を比較 :虫歯は歯が溶かされ、歯周病は歯を支えている骨が溶かされる
    2. 発症の原因を比較 :虫歯も歯周病も、発症の原因菌はプラークに含まれている
    3. 自覚症状を比較 :虫歯は歯の痛み、歯周病は歯肉の腫れ、歯肉からの出血、口臭など
    4. 治療方法を比較 :虫歯は歯を削って詰め物で処置、歯周病は歯石の除去とプラークコントロール
    5. 予防方法を比較 :虫歯も歯周病も、予防方法は基本的に同じ

    これら5つのことから、虫歯と歯周病の違いについてまとめます。
    どの比較においても簡単にまとめたものになるため、ここで説明しきれていない部分もあります。
    例えば自覚症状についてですが、歯周病の場合は歯肉の退縮や知覚過敏などもあり、
    それぞれについてもっと詳しく知りたい場合は歯科医院で相談してください。