40代男性 全体的に黄ばみがある歯をホームホワイトニングで白くした症例Case

2025.04.25

治療前

治療後

年齢・性別 40代男性
相談内容 「以前から白い歯にあこがれており、家族にも勧められたのでホワイトニングをしたい」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 拝見したところ、歯が全体的に黄ばんでおり、見た目の美しさや清潔感が損なわれていました。
歯の黄ばみは、加齢により歯の外側を覆うエナメル質が薄くなり歯の内部組織である象牙質の黄色が目立つようになることや、コーヒー、紅茶、赤ワインなど色素が濃い飲食物による着色汚れ(ステイン)などが原因で生じます。
患者様の場合、ステインの付着は少なく、研磨剤で磨くだけでは黄ばみを改善するのが難しい状態だったため、ホワイトニングが必要であると診断しました。
行ったご提案・治療内容 ホワイトニングの方法として、以下の2つを提案しました。

①オフィスホワイトニング
歯科医院で高濃度のホワイトニングジェルを歯の表面に塗布し、LEDライトを照射して効果を高める方法です。即効性があるのが特徴ですが、ホームホワイトニングと比べると効果が後戻りしやすい点がデメリットです。

②ホームホワイトニング
歯型をとり患者様専用のマウスピースを作製します。その後、自宅で薬剤を塗布したマウスピースを装着する方法です。
白さが長持ちする一方で、効果を実感するまでに時間がかかることがデメリットです。

患者様は、「歯を白くしたいが急いでいない。自宅でのホワイトニングも抵抗がない」とのことから、ホームホワイトニングで時間をかけて白くする方法を選択されました。

まず、研磨剤を使って歯の表面のステインをきれいに落とし、マウスピースを作製するため、上下の歯型をとります。
1週間後に、完成したマウスピースとホワイトニング用のジェルをお渡しして、自宅でホームホワイトニングを行っていただきました。

2ヶ月後、歯の色が白く変化したことを術前と術後の写真で確認しました。
今後は定期的にメンテナンスを行い、追加購入できるホワイトニングジェルを使用していただきながら白さを維持していく予定です。
治療期間 約2ヶ月
おおよその費用 約33,000円
治療のリスク ・治療中、歯にしみるような痛みが出る場合があります
・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります
・自費診療(保険適用外治療)です